俣史朗のコレクターズ・アイテム

日本を代表するデザイン。倉俣史朗コレクション

倉俣史朗(くらまたしろう)コレクション 看板

倉俣史朗−1934年東京生まれ。
1953年まで東京で建築を学び、1956年桑沢デザイン研究所で家具製作を学びました。 1954年家具製造の「帝国」で働き始め、1957〜64年「三愛」の宣伝課の一員となった後、1965年倉俣デザイン事務所を設立しました。 その後、1981〜84年にミラノのメンフィス・グループのためのデザイン、1987年にニューヨーク、パリの三宅一生ブティックの内装などを手掛けました。 1990年にはフランス文化省芸術文化勲章を受賞し、国際的にも高い評価を受けました。
彼の詩的でミニマリストとしてのコンセプトによってデザインされた家具やインテリアは、1980年代の脚光を浴びた日本の現代デザインにおいて一時代を築き上げました。
1991年に56歳の若さでこの世を去りましたが、デザイナーにとどまらないアーティストとしての彼の独自のデザインは没後も多くの人々に影響を与えています。

倉俣史朗(くらまたしろう) Miss Blanche(ミス・ブランチ)

倉俣史朗は、欧米の追随に陥らず、また日本的な形態に頼るでもなく、日本固有の文化や美意識を感じる独自のデザインを探求し続けました。 そのあまりの独創性ゆえ、「クラマタ・ショック」という言葉まで生まれたほどです。
彼の生み出した家具の名前はとてもユニークで、好んで聴いていたジャズにちなんだものが多いのも興味深いところです。
また、アクリルの椅子の中に薔薇の造花を封じ込めた彼の代表作「Miss Blanche(ミス・ブランチ)」はほとんど手作りに近く高価だったこともあり、56脚しか作られませんでした。 そして偶然にもその数字は彼の享年でもあります。

Apple Honey (倉俣史朗)

倉俣史朗(くらまたしろう) Apple Honey

座面から脚にかけてのハードでスクエアなフォルムと柔らかくカーブした背のフレームとの差が絶妙なバランスのApple Honey(アップルハニー)。
倉俣史朗を語る椅子として、必須のコレクターズ・アイテムです。

Green Seat (倉俣史朗)

倉俣史朗(くらまたしろう) Green Seat

細いスチールフレームに鮮やかなグリーンの座面が印象的なGreen Seat(グリーンシート)。
フレームの微妙な角度など、その絶妙なフォルムはオブジェとして置いても様になる、芸術品と呼べる1脚です。

Wood Seat (倉俣史朗)

倉俣史朗(くらまたしろう) Wood Seat

グリーンシートの座面にブナ成型合板を使用した、実用にも適したWood Seat(ウッドシート)。
細い無機質なフレームと温もりの感じるブナの座面が本来のスチールとは違う、新たな表情を見せてくれます。

Three-Leg (倉俣史朗)

倉俣史朗(くらまたしろう) Three-Leg

2本のパイプと座面を組み合わせ、ハードさとソフトさを融合させた造形的なフォルムのThree-Leg(スリーレッグ)。
素材やディテールに対する飽くなき探求心が凝縮されたこの椅子はパイプの径、座面の厚みのディテールまで全て熟考されています。

Sing Sing Sing (倉俣史朗)

倉俣史朗(くらまたしろう) Sing Sing Sing

倉俣史朗の代表作のひとつ、How High The Moon(ハウ・ハイ・ザ・ムーン)と同様、スチールメッシュを用いたインパクト大のアームチェア。
スチールやエキスパンドメタルという硬質の素材を用いながらも、しなやかに流れるようなフォルムに仕上がっています。
メッシュの背と座による不思議な軽快さを生み出したこの椅子は、カンティレバー構造で、前後にゆらゆらと揺れます。まさに“ Sing Sing Sing” です。

umbrella stand F.1.86 (倉俣史朗)

倉俣史朗(くらまたしろう) umbrella stand F.1.86

ステッキを立てかけたような支柱をもつこちらの傘立てもまた、独特の存在感を放つ作品。
そのままでも美しく、またリングの内側に傘をさしていくと、支柱が傘の中に姿を消し、リングが浮遊して見えるという幻想的な情景に出会うことができます。
当時スチール製だった本体は錆びにくく耐久性の高いステンレス製に変更となり、ブラック塗装の仕上がりの質感はよりオリジナルに忠実に復刻されました。

倉俣史朗コレクション フォトギャラリー

ヒトリゴト

倉俣史朗の椅子を手に入れることができるショップはごく僅かしかありません。 しかもこの信じられないほど良心的な価格設定には、 倉俣史朗のデザインを今の時代、次の時代といつまでも伝えていきたいという強い使命感のようなものを感じます。
ただ、正直なところ、実際の座り心地はあまりよくはありません。実用と言うよりは観賞用ですね。

デザインチェアにはこちらのシートクッションも >>