辺 力デザインの「小さな時計」

本当にちいさな、小さな時計 / Riki Watanabe

渡辺力・小さな時計 看板

1970年に発売された、パーソナルクロックの先駆けとも言える「小さな時計」。
当時、贈答用として需要の高かった掛け時計は、見た目の過剰な装飾と大型サイズばかりが流通していました。 その中で、この小ぶりでシンプルなカタチは他にはない新鮮なデザインで、画期的な掛け時計でした。
余計な装飾を省きながらも強い個性を持つこの時計は、多くの建築家やデザイナーなどデザインを知る人たちに高い支持を得ていましたが、その後、惜しまれつつも生産終了となりました。
しかしこの度、レリーフ文字、針止めなど当時の雰囲気はそのままに、新たに型を起こし、デザインも見直され、待望の渡辺力モデルとして復刻生産されました。
一見するとシンプルなフォルムながら、他にはない奥の深いデザインは今見ても新鮮です。
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渡辺力・小さな時計

「小さな時計」の特徴は、立体的な文字にあります。 一体成型によりつくられた立体感のある文字のかたちが美しい影を作り出しています。
また、その立体感が本体の厚みとも重なって、小さいながらも存在感のあるデザインに仕上がっています。
そして、時計の表面にはしっかりと渡辺力氏の“ Riki ”とサインが刻まれています。

大きさは、φ122×D72mm。重量は、320gと本当に小ぶりな時計。 用途にあわせて掛け時計としてだけでなく、付属の専用スタンドで置き時計としてもお使いいただけます。
また、一点一点専用のボックスに入っているため、ギフトとしてもお勧めです。

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デザイナー 渡辺 力

デザイナー 渡辺力

渡辺 力 (Riki Watanabe)

1911年東京生まれ。東京高等工芸学校木材工芸科卒業。
母校助教授、東京帝国大学(現東京大学)林学科助手を経て、'49年フリーランスデザイナーとなる。東京造形大学室内建築科、クラフトセンター・ジャパン、日本インダストリアルデザイナー協会、日本デザインコミッティーの開設に深く関わる。 京王プラザホテル、プリンスホテル等のインテリア、ヒモ椅子、トリイスツール等の家具、また壁時計に始まり日比谷第一生命ポール時計、腕時計等セイコーの仕事を手掛ける。
新制作協会展新建築賞、ミラノ・トリエンナーレ展金賞、毎日産業デザイン賞等受賞多数。90歳を超える現在も現役のプロダクトデザイナー。

ヒトリゴト

実物を見ると、本当に小さな時計です。 掛け時計なのに小さい、その割に厚みがあるっていうデザインが、なんかいいです。
「デザインは日常性の中にある」と言った、渡辺力の言葉が思い出されます。